ボトックス治療


手術せずに注射だけで抑えることができる方法もあります。汗が気になるけど手術は怖い、という方に最適の治療です。それは、「ボトックス治療」といいます。汗の分泌を支配する神経をボトックスによって遮断し、汗腺の働きを抑える治療です。ワキや手のひら、足うらなど治療箇所に数箇所注射するだけです。治療時間は両ワキ、両手のひら、両足うらそれぞれ15分程度です。治療は短時間で終わり、通常の生活には何の支障もありません。手術のように傷跡が残ることもありません。治療効果は3ヶ月〜1年です。一般的に、2回目以降は初回より効果が長く持続すると言われています。ワキの多汗症は、レーザー脱毛との併用が効果的です。

多汗症のボトックス治療が適切かどうかを判断するために、まずカウンセリングを行い、納得した上で治療を始めます。多汗症治療は注射箇所が多く、痛みを伴うため、局所麻酔を勧められます。局所麻酔は塗るタイプで、麻酔に要する時間は1時間です。汗が特に出やすい場所を確認しながら、マーキングします。多汗症治療は注射の仕方により効果に差が出ます。最大限の効果が得られるよう、皮膚の浅い部分にまんべんなく注射します。なるべく痛みを抑えるよう、極細の針で注射します。多汗症の治療時間は両わきで15分程度、両手のひら、両足の裏で各30分程度です。多汗症治療は効果を実感されるまでに1週間程度かかります。2週間以内に効果が不十分と感じられるときには追加注入が可能です

多汗症治療のアフターケア多汗症治療後は通常通りの日常生活を行うことができます。 洗顔、洗髪、入浴、運動は当日から可能です。治療当日は熱い風呂、サウナは避けた方が良いです。治療当日のアルコール摂取は控えた方が良いです。多汗症治療部位のマッサージは控えて下さい。ボトックス製剤多汗症治療にはアラガン製ボトックス®しか使いません。安価なボツリヌス毒素が出回っていますが、不純物が多く含まれている、効果が弱いなどの問題点が指摘されています。

しかし、ボトックス治療を受ける前提として、いくつか注意点があります。それは、ボトックスによる多汗症治療のできない方神経・筋疾患をお持ちの方(重症筋無力症etc)、ボトックスの効果に影響を及ぼす薬(アミノグリコシド系抗生物質、精神安定剤、カルシウム拮抗剤など)を服用されている方、過去に同様の治療でアレルギーが生じた方、ボツリヌス菌が原因と思われる食中毒の既往のある方、重篤な疾患に罹っている方、妊娠、授乳中の方、基礎疾患のある方は、必ず医師に相談しましょう。


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